園だより

2022.07.15

本山参詣

雨が降りそうで降らない空模様…高田本山まで行けるかな?と思ったところで雷注意報。
さすがに雷は危険なので、大講堂でお参りすることにしました。

今回は「おばけが出たときの対処法」について、園長から話をしました。

おばけ(笑)
出ます?
出るんですョ。

私の個人的な考えとしては、おばけは、実際に「いる」か「いない」か、ではありません。
簡単に言えば、「見る」か「見ない」か、
もしくは、少し複雑な言い方をすれば、「見る必要がある」か「見る必要がない」か、です。
後者は話が長くなるので、やめましょう(笑)

怖いという気持ちに心が支配されているときは、おばけはいつだってどこだってどんな風にだって出る。
例えば夜道を一人で歩いているときに、斜め後ろあたりをフッと何かが通り過ぎたような気がしたり、誰かがジッと自分を見ているような気がしたり…そんな経験、皆さんにもあるのではないでしょうか。
(余談ですが、虫が嫌いな私は、虫が多い自然環境に身を置くと、自分の髪の毛が首に触れただけでビクッてなったりします 笑)

あと、夜道では実際に誰かが見ているときもありますので、一人歩きは絶対にやめましょう。
「自分は大丈夫」「ここら辺は大丈夫」は、大変危険ですので。
よく言われることですが、おばけより人間の方が怖いのですから。

話が逸れました(笑)

さて、対処法。
それはお念仏です。
子どもたちには、おばけが出そうになったら、あるいは出たら、手を合わせて「なもあみだぶつ」とお念仏しなさい、と伝えました。
必ず、のの様(仏さま)が守ってくださるから、と。

「なもあみだぶつ」とお念仏すると、心の中にのの様が現れるんです。
そして、勇気が湧いてくる。
だから、おばけには負けないんです。

本当は、のの様はいつもいてくださるんですけどね。
でも、私たちはすぐ、のの様のことを忘れてしまうので。
お念仏をすると、「ののさまを思い出す」ということなのかも知れませんね。

併せて子どもたちに伝えたいのは、迷ったときには心の中のお父さんお母さんに聞きなさい、ということです。
例えば、知らない人から「きみのお父さんが大けがをして、救急車で病院に運ばれた!私はお父さんの友だちだ。今から病院に連れて行ってあげるから、すぐに私の車に乗りなさい!」みたいなことを言われたら、子どもたちすごく不安になって迷うと思うんです。

嘘や!でも本当だったらどうしよう…

そんなとき、心の中のお父さんお母さんに聞きなさい。
お父さんお母さんだったら、何て言う?
その人の車に乗れ!って言う?
何があっても、知らない人の車には乗るな!って言う?

いつも心に、お父さんお母さん。
いつも心にのの様。
大切なことです。
日々の親子の会話や触れ合い、幼稚園でのお参りなどの時間が、その種を子どもたちの心に植えて育てるのかも知れませんね。
そしてその心は、生涯に渡って子どもを守り続けるのだと思います。

そうそう、言い忘れましたが、最近では年長さん年中さんはお経さんの練習もしていますョ♪
がご~ん ちょ~せ~が~ん

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