園だより
2022.08.05
8月誕生会
8月の誕生会がありました。
8月生まれのお友だち、お誕生日おめでとう!
皆さんの日々の成長をこんなに近くで見たり、体温を感じたり、一度しかない大切な時間を一緒に過ごせるなんて何て幸せなことなのでしょう。
おめでとう。
そして、ありがとう。
保護者の皆さま、お忙しい中お越しいただきましてありがとうございました!
誕生会でもお話させていただきましたが、この日の朝、とても嬉しいことがありました。
普段子どもたちは、生き物が死んでいると「園長先生、○〇が死んでいるよ」と私に教えてくれます。
そうすると、私が埋葬することを知っているからです。
この日、園庭で一匹の蝶が死んでいたので、私はティッシュに包んで担任の先生に渡し「子どもたちに任せてみて」とお願いしました。
担任の先生は、どうして欲しいと子どもたちに言ったのではなく、どうしよう?と投げかけたそうです。
その後、子どもたちの間で様々な意見が交わされたそうです。
「めんどうだなぁ」「でも、かわいそうだよ」「お墓を作ってあげよう」「どこに作る?」「踏まれたらかわいそう」「踏まれないところにしよう」「どんなお墓を作る?」「石で囲んであげる?」「木の枝も立てよう」「お参りしようよ」「お参りってどんなん?」「なもあみだぶつってお念仏したらいいんじゃない?」などなど
私がお墓の近くを通ったときには、担任も子どもたちも手を合わせて目を閉じて、一生懸命お参りをしているところでした。
これは年長さんのエピソードですが、どの学年の子どもたちも一日一日、心も体も成長しているのですね。
例え見た目に分からなかったとしても一歩一歩成長しているのだなぁと、私が感動したのは言うまでもありません。
子どもたちや、子どもたちを温かく見守る先生たちと、そして私たちを支えてくださる保護者の皆さまと、ここで一緒に過ごせていることがとても幸せです。
皆さま、ありがとうございます。
ののさま、親鸞さま、ありがとうございます。