園だより
2020.04.13
臨時休園について(4月15日から)
本日18時頃、4月15日(水)からの臨時休園についてメールにて連絡させていただきました。
皆さん、ご覧になられましたでしょうか?
急な決定で驚かれたと思いますし、何より15日からのご対応に困られている方もいらっしゃることと思います。
たくさんご迷惑をお掛けしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
園としては、園児の安全対策の視点で考えれば、今回の津市及び私立幼稚園・認定こども園協会の決定にはホッとひと安心ではあります。
しかし、就労等ですぐに休めない、お子さまを預ける先がないという方がいらっしゃることも忘れてはいません。
また、「子どもは本来家庭で見るもの」という考えもありますが、それが決して簡単なことではないことも承知しています。
臨時休園中も職員は園にいますので、悩んだりしんどくなったりした際はいつでも、園までご連絡くださいね。
今の状況を、独りでもご家庭だけでもなく、みんなで一緒に力を合わせて乗り越えていきましょう。
先ほど、急な決定に業務を追われる職員たちに、お菓子を配った職員がいました。
我々がいつもよく食べる、決して高級ではない(笑)お菓子です。
でも、ピリピリした職場に「わぁ~!」と笑顔と笑い声が起きました。
こういうときこそ、こういう何気ない場面、何気ない温かみ、何気ない心のつながりを大切にしたいと思いました。
私たちは、決して独りではないのです。
だから、独りでがんばらなくていいのです。
何か大きな成果を求めなくていいのです。
何気ない喜びを噛みしめながら、一歩ずつ進んでいきましょう。
ひとつ、臨時休園に関して悔しいことがあります。
それは、新学期が始まってから進級児も新入園児も、毎日がんばって園に通ってくれました。
そして保護者の皆さんが、緊張したり泣いたりしている子どもたちの背中を優しく押してくださいました。
その中で、少しずつ積み上げたものがあります。
たった数日でも、子どもたちの成長は確かにありました。
しかし、さぁこれから!というときに休園というのは、何とも悔しい気持ちになります。
これからの園生活を楽しみにしていたのに…。
せっかく子どもたちと仲良くなれたのに。
これは私たちに与えられた試練でしょうか。
早く、子どもたちや保護者の皆さんが安心して通園できる状況になってほしいです。
その日を楽しみに、今はとにかく感染拡大防止に努め、一歩ずつ乗り越えていくしかないのでしょうね。