園だより
2020.04.21
「三重県緊急事態措置」~5つのお願い~ 他
「鈴木知事は20日の会見で、新型コロナウイルスの患者や家族の家に、石が投げ込まれたり、壁に落書きされるなどの被害が三重県内であったことを明かしました」
というニュースを目にしました。
残念な気持ちになると同時に、とても悲しいですね。
お釈迦さまは「悪いことをすることと、悪いことをしたいと思うことは同じ罪」だと言われましたが、私たちは仏さまのようには生きられないので、ときには悪い心が顔を出すこともあります。
大切なのは、そのときに立ち止まれるかどうかです。
立ち止まれたらもちろん◎ですが、立ち止まれなかったとき、誰かに悲しい思いをさせてしまったときに、心から「ごめんなさい」と言えるなら、それは大きな成長だと考えています。
それ以上、責める必要はありません。
ただ、「ごめんなさい」と言えたとしても、相手の心の傷は簡単には癒えないことも肝に銘じておく必要があります。
もし立ち止まれない大人がたくさんいるのだとしたら、「ごめんなさい」と言えない大人がたくさんいるのだとしたら、「ごめんね」と言えば無かったことになると考える大人がたくさんいるのだとしたら、それはとても残念なことです。
子どもたちの明日は、「私たち大人が作る今」の先にあるのです。
私たち大人は、そのことをもう一度立ち止まって考えてみるときなのかも知れません。
※ 三重県からのお知らせ
新型コロナウイルス感染症拡大阻止に向けた「三重県緊急事態措置」~5つのお願い~
がPDFファイルで届いていますので、お知らせします。