園だより
2024.04.15
今週もよろしくお願いいたします!
今週も始まりました。
どうぞよろしくお願いいたします♪
さて、先週一週間がんばった子どもたち。
中には体調を崩したり、熱を出してお休みしている子もいます。
疲れと、急に気温が上がったことも関係しているのでしょうか。
そして子どもたちががんばれた背景にあるのは、保護者の皆さんの陰の支えです。
(いつもお支えありがとうございます!)
保護者の皆さん、体調はいかがでしょうか?
どうか無理をなさらず、ゆっくりいきましょうね。
登園時、泣いている我が子を置いて園を後にすることが苦しい日もあるでしょう。
気が引けるというか後ろ髪を引かれるというか、我が子に何か悪いことをしているのではないかと罪悪感を持ってしまうこともあるでしょう。
前日に「あしたようちえん?いきたくない…」なーんて言葉が出た日には、胸がぎゅぎゅぎゅーっと締め付けられるような気持ちになることでしょう。
仕事よりも、もう少し一緒に過ごすべきなのかなぁ、私(大人・親)のワガママでこの子に寂しい思いをさせているのではないだろうか…。
などなど。
園長にもそういった経験はあります。
毎日ドヨ~ンとした気持ちになりました。
悩みました。
悩んだ挙句、お世話になっていた園の先生によく相談しました。
先生はいつも丁寧に受け止めてくださいました。
そんなあるとき登園拒否になりまして。
しばらく休ませていたものの出口が見えず、園の先生に相談すると、園長先生や副園長先生、主任先生に担任の先生…と皆さんが話し合いの場を設けてくださって、中でも担任の先生は涙を流しながら「本人にも保護者さんにもつらい思いさせてしまって…」と。
今思うと、本当に温かい対応をしてくださいました。
不安しかなかった当時、とってもありがたかったことを思い出します。
その後いつの間にか登園するようになって。
何がきっかけだったのかは思い出せませんが…
でも、とにかく園の先生たちが待ってくださった。
結果を急がずに、時間をかけてくださった。
種を蒔いて、自ら花が咲くのを見守ってくださったとでも言いましょうか。
あとはきっと、子ども自身の力だったのでしょう。
園長が幼稚園に勤める前の話です。
そのときに先生方がしてくださった温かい向き合い方が、今の私の柱となっています。
新年度が始まり心配なことも多々あるかと思いますが、どんなときでもどんなことでも、お気持ちをぜひ私たちにお話してください。
新入園児さんだけでなく進級児さんも同じです。
大切な子どもたちを見守る仲間として一緒に考えていきたいと思っています。
また、ベストを尽くしているつもりでも至らないところがたくさんあるかも知れません。
そんなときは「クレーマーだと、モンスターペアレントだと思われるかなぁ…」なんて考えずに、ぜひご指摘ください。
どうかお叱りください。
先生が上、保護者さんや園児さんは従う…もしまだ世間でそのような考え方があるのだとしても、高田幼稚園では必要ありません。
クレーマーもモンスターペアレントもいません。
いるのは、様々な考えや価値観、思いを持つ仲間だけです。
皆で一緒に今年度の高田幼稚園を作っていけたらと思っています。
それにしても悩みは尽きないですね。
正解は、多分ありません。
きっと、間違いもないんだと思います。
あと、私が幼稚園に勤めて知ったことは、子どもは私たち大人が考えるよりもずっと強く逞しい存在であるということです。
泣いたり、泣き止んだり、笑ったり、走ったり、また思い出して泣いたり…しながら、子どもたち一人ひとり今日も元気に過ごしていますョ!
あと、園長自身は年長さんの夏休みまで泣いていました!
この件と偏食(すききらい)に関しては、今まで誰にも負けたことありませんので!(笑)