園だより
2024.05.01
5月になりました☆
「寒」と「暖」の差が極端で、これでは体調を崩してしまうよ~と体が泣いている今日この頃。
過ごしやすい季節はどこへ…もう少し春を楽しみたかったなぁと後ろ髪を引かれつつ、外に出れば初夏の雰囲気漂う5月です。るんるん♪
新年度がスタートしてから一月が経ちました。
新入園児さんも進級児さんも、新しい生活の慣れない中で本当によくがん ばってくれたなぁと思います。
特に新入園児さんはいっぱい泣いたね。
でもね、先生たちはそんな風に感情を表現してくれることを嬉しく思っているよ。
我慢しなくても大丈夫。
不安なときや悲しいときはいっぱい泣いて、怒りたいときは遠慮なくプンプンプン!楽しいときはいっぱ~い笑って、みんなで一緒に令和6年度の高田幼稚園を作っていきましょうね!
乳幼児期で大切なことは「待つ」こと。
「結果や見返りを求めない」こと。
例えば花は、種を蒔いて土や水や太陽の光などに育まれ、じっくり時間をかけて芽を出し茎や葉が伸び、そしてある日それぞれの色や形で花を咲かせます。
誰も花が咲く前に無理矢理引っ張ったりはしません。
それは「花は人間の思い通りにならない」ことを私たちは知っているからです。
人間だって、花と同じように私たちの思い通りにはならないのです。
にもかかわらず、つい大人の価値観で他と比べたり、子どもに「こうあるべき」「こうあってほしい」と求めてしまいがちになることがあります。
そんなときはじっくりと、芽が出るのを「待つ」こと。
「家庭」「幼稚園」という土に「愛情」という栄養たっぷりの水と光で育みながら。
教育や子育てはまさに「急がば回れ」でしょう。
どれだけ時間がかかってもいいのです。
だって、大切な子どもたちの、大切な人生のスタート地点ですもの。
5月もじっくりと、そして楽しく進みたいと思います♪