園だより
2024.06.01
6月になりました♪
例年少しずつ梅雨時のムードになってくる時期ですが、今年は雨量は多いものの、湿度が高くじっとりと…ということでもなく、朝晩は肌寒い日が続いています。
心なしかカエルさんたちも静かな印象が。
アズマヒキガエルの「あずまさん」が親分で、ここのところずっと幼稚園に住んでいるので、それでカエルさんたちが静かなのかなぁとは子どもたちの談。
5月下旬頃より、園生活での疲れと昼夜の寒暖差が原因なのか体調を崩している子が多くいます。
症状としては、発熱・咳・嘔吐・下痢・目の充血などです。
毎年この時期はまだ「夏の体」になっていないのか暑い日でも汗をかきにくく、熱が体内にこもり高熱が出る症状も多く見られます。
これから暑い季節がやってきますが、熱中症に注意しながら、園庭で元気いっぱいに遊んで汗をかいて、しっかり水分を摂って「夏の体」を作っていきたいと思います。
今年度、園ではたくさんの生き物をお世話しています。
アズマヒキガエル、ミシシッピアカミミガメ、オタマジャクシにメダカ、ダンゴ虫、カブト虫の幼虫、そして毎年来てくれるツバメさん。
サツマイモやトウモロコシ、多肉植物など、野菜や植物なども充実してきました。
お世話することで、虫に興味を持ったり触ったりできる子も増えたように思います。
理屈ではなく触れ合うことを通して、感触として「いのち」を知る機会になればと思います。
(ツバメの雛が死んだ際には 年長さんがお葬式と埋葬を、カメが死んだ際には年中さんが亡骸を親元に帰すなど、子どもたち自身で話し合い決めました)
先日の保護者会総会でもお伝えしたように、AI時代はもう始まっています。
これから社会は大きく変わり、今までの常識を超えた時代に突入します。
その中で改めて、これからの乳幼児教育は何を大切にしていくのか。
乳幼児期に子どもたちがどのような環境の中で育まれていくことが、これからの時代を生きる力となるのか。
そのことを見据え、一歩一歩丁寧に保育を進めていきたいと思います。
6月もどうぞよろしくお願いいたします!