園だより
2020.05.18
20日から待ってるよ!
朝、小学生がランドセルを背負って登校している姿を見て「いよいよ始まるなぁ~」と、ワクワクした気持ちになりました。
「当たり前の毎日」に嫌気がさし、何か刺激的なことが起きないかと漠然と思っていたことが嘘のように、「いつもの光景」に幸せと希望を感じる自分がいて、何だかとっても不思議な気分です。
20日からの開園に向けて、今日はみんなで幼稚園のお掃除をしました。
その際、園庭のタイヤコーナーの角に、柿の木を植えました。
この柿の木は、昨年度卒園したお友だちが年中さんのとき、オペレッタ「さるかに合戦」の練習中にお家から持って来てくれた「柿の種」を園で植えてみたら芽が出て、毎日水やりしてお世話して…
その後、時が経ち、こんなに大きくなったんです。
私たちが何気なく食べて、何気なく「ぺっ」とするあの、柿の種です。
そこに注目した子どもたちや先生の「これを植えたら、さるかに合戦みたいな木になるかなぁ」という想いが、実際に形になっているのです。
私たち皆がコロナウイルスというハードルを超え、そこで得た学びが形になっていくように、
また、例えどんな小さな発想でも大切に受け止めること、その発想が必ず形になると信じることを忘れないように、
そして何より、子どもたちが、この柿の木のように健やかに育ってくれるように、
様々な願いを、この柿の木に込めたいと思います。
ここに再び開園できることを記念して、みんなでパシャリ♪
先生たちは、20日からみんなが幼稚園に来てくれるのを待っているよ!