園だより
2024.07.03
7月になりました☆
雨の音を聞き、雨の景色を眺めながら物思いにふける。
夜はカエルや虫の鳴き声に耳を澄ます。
つい暑さやじめじめした心地悪さばかり考えてしまいがちな梅雨時ですが、この時期ならではの味わいもありますね。
ただ、最近の雨は「しとしと」ではなく「ごー!」と勢いが強すぎて、とても味わう余裕もありませんが…
さて、7月になりました。
まず大切なご報告…アズマヒキガエルの「あずまさん」が先日亡くなりました。
「こわい~!」「きもちわるい~!」と始まったあずまさんとの生活でしたが、いざいなくなってしまうと 寂しいものですね。
年長さんたちがお葬式を行い、お墓を作り丁寧に納めてくれました。
他の学年の子たちも寂しがったり、中には泣く子もいたりと園全体であずまさんとの別れを惜しんでいる様子が見られました。
そんな子どもたちの姿を見て、改めて「いのちを知る」「いのちを大切にする」ということは理屈で伝わる ものではなく、動物や虫たちとともに生活する中で皮膚から染み渡り血となり肉となり骨となり…自然と生まれる心なんだなぁと気づかせてもらいました。
この経験が子どもたちにとっても、私たち大人にとっても貴重な学びになったと思いますし、これからもこういう経験ができる環境を大切にしていきたいです。
新年度始まって早3ヶ月、子どもたちの心と体はすっかり成長しました!
この調子で今月も精いっぱい遊んで学んで、一学期を充実したものにしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!