園だより
2024.10.25
お誕生会
今日は10月のお誕生会でした。
10月生まれのお友だち、お誕生日おめでとう!
どの子も、とってもステキなお顔をしていました。
日々、たくましく成長する子どもたち一人ひとりの歴史に関われるなんて、とっても幸せなことですね!
幼稚園の先生冥利に尽きます。
今日という日は、この瞬間は、たった一回しかないんですよね。
過ぎた時間は戻らない。
二度と来ない。
分かってはいるんですけれど、その存在が自分にとって当たり前過ぎてついつい「もう後にしてくれるー?」って突き放しちゃうこともあります。
それは仕方のないことでしょう。
24時間365日、一つのこと(子どものことなど)に集中し、そのことだけを考えるなんて無理です。
でも、ときどき思い出したいですね。
今日という日は、この瞬間は、たった一回しかない。
過ぎた時間は戻らない。
二度と来ない。
この子は、この宇宙にたった一人しかいない。
唯一無二の存在である。
ことを。
植えた種が芽を出したときのように。
ほんの些細な成長を喜びたい。
種が植えた次の日に大きくて立派な花になることを期待する人はいない。
なぜなら、私たちは、そうなるためにはたくさんの時間がかかることを知っているから。
必要なことは、土台となる土、太陽の光や水、あとはじっくりと待つこと。
それではじめて、花が咲くことを知っているから。
だから、どんな小さな芽だとしても、その「はじめの一歩」をこんなにも喜ぶことができる。
そして、希望を持ってじっくりと待つことができる。
乳幼児期は、子どもたちの「はじめの一歩」。
どんな些細な成長でも、周りの大人たちみんなで、全力で喜びたいですね。
もう一回言うね。
お誕生日おめでとう。
そして、ありがとう。