園だより
2020.08.06
今日は広島原爆の日
今日は、広島に原子爆弾が投下された日です。
その日から、75年が経ちました。
年長さんには、各担任より話をさせていただきました。
事実を詳しく伝えるというよりも、このことを通して、大切なことが何かということを子どもたちとともに考える時間を過ごしたようです。
広島をはじめ世界中の戦争で亡くなられた方々、また戦火の中を生きた方々、そういう方々のいのちは私たち一人ひとりに受け継がれています。
いのちのつながりは、血のつながりの有無とはまた別のところで、お互いに生かし生かされているのです。
知り合いでないあの人のいのちも、会ったこともないあの人のいのちも、遠くに生きるあの人のいのちも、私のいのちと無関係ではなく、しっかりつながり合っているのです。
戦争を経験していない私たちに今、できることは何でしょう?
今日という日にほんの少しでも、そのことを考えることができればと思います。
そして大切な人にはもちろんのこと、知り合いかそうでないかにかかわらず周りの人にも親切に接し、あたたかい世界を作る初めの一歩を踏み出す、そういう日になればと思います。
子どもの姿を手本とし、私たちも手を合わせましょう。