園だより
2020.08.24
コロナウイルスはまだまだ続きますが…
コロナウイルスの状況が良くならない中ではありますが、正直なところ、外出を自粛することに疲れてもいます。
子どもたちにとってはせっかくの夏ですし…親としては悩ましいところです。
私の父親が障子の張替えをし、「やっと終わった~」と。
障子紙はロールになっていて、使い切ると芯が残るんですね。
トイレットペーパーの芯の、長いバージョンです。
それを2本見つけた私と息子、スターウォーズごっこを始めました。
ルーク(息子)「おまえはとうさんなんかじゃない!」
ダースベイダー(私)「私がお前の父親なのだ!」
とか、何とかかんとか。
長いペーパーセーバー(芯)を振り回して戦っていたら、父親の「おぃ!せっかく張った障子が破れたらどうするんだ!」という怒鳴り声が。
「大丈夫、大丈夫。ちゃんと気をつけているから!」と私。
いや、本当に気をつけていたんですけどね…
ルークが「必殺技だ!」とか言ってセーバーを私に投げたものですから、それを私のセーバーで「やー!」と…
あっ
障子が…
ということで、二人して家を追い出されました。
(母親からの「雷が落ちる前に早く家を出た方がいい」というアドバイスもあり)
行く当てもなくドライヴしていたら、「タケガワふれあい動物園」という看板を見つけたので、恐る恐る入ってみたら…
塗装業の社長さんがされている「ふれあい動物園」で、皆さんからの募金等にも支えられながら運営をされているとのことでした。
「ふれあい」というよりも、お庭で動物たちと一緒に過ごす、という感じです。
もちろん感染対策もしながら、とても貴重な体験をすることができました。
北海道にある旭山動物園の園長さん(5年前当時の)が勉強会にて「いのちは理屈や言葉で理解するものではなくて、生き物に触れて感じるものだ」という内容のことを仰っていましたが、時間とともにその言葉が深く身に沁みます。
我々人間同士にも同じことが言えると思うのですが、今は「触れる」ということが感染につながる状況でもあるので、その分、どうすれば心と心がつながり合えるのか、そこが重要となっていますね。
「思いやり」「相手の立場になって考える」ことが大切なのかな。
「相手を自分の思う通りに動かそうとしない」ことなのかも。
だって、いのちって、そもそも思う通りにしよう、思う通りになるっていうことが我々の傲慢だし、それが争いの種になることがほとんどだもんね。
ロバさんとかヤギさんとかを見ていたら、なんだか自分が恥ずかしくなりました。
おかげさまで、動物たちとゆったりと過ごしてから帰ったので、その頃には父親の怒りも収まっていましたとさ。
さぁ、次は何して遊ぼうか。