園だより

2020.09.29

運動会が近づいてきました!

毎日、運動会の練習に一生懸命な子どもたち。
意欲的に取り組んでいる姿から、子どもたちの大きな成長を感じます。
10月1日・2日ともにお天気良さそうですね。
とても楽しみですし、子どもたちの勇ましい姿を早く保護者の皆さんに見ていただきたい気持ちでいっぱいです。

当日は、勝ち負けの競技もあります。
以前、勝ち負けを良しとするのかしないのか、議論された時代がありました。
例えばリレーなどについては順番を作らないという動きもありました。
この件については皆さんそれぞれお考えもあろうかと思いますが、私はずっと、競技における勝ち負けは必要だと考えてきました。
勝つ喜びを知ってほしいとも思いますし、負けた悔しさも知ってほしい。
負けたら、次は勝つぞ!という気持ちを持ってほしいと思いますし、勝つこともあれば負けることもあるということも知ってほしい。
勝ち負けを知ることで、自分自身の中にある傲慢な気持ちとも謙虚な気持ちとも出会ってほしいですし、勝っても驕らず、負けた人を中傷することもなく(それはもちろん自分自身に対しても)、常に自分自身としっかり向き合う心を獲得してほしいと思っています。
なぜ獲得してほしいかと言えば、その心がこれからの時代を生きていく中で必要ですし、その心が子どもたち一人ひとりの生涯の支えとなると信じているからです。

もちろん、そういった心は長い時間をかけてじっくりと育まれていくものであり、幼児期だけで獲得できるものではありません。
しかし、子どもたちの人生はもうすでに始まっています。
ですから、子どもたちの一日一日の積み上げを大切にしたいと思うのです。

ただし、難しい理屈で子どもは育つのではありません。
「楽しい!」「気持ちいい!」が「できた!」につながり、「やってみたい!」「できない」「でももう一度チャレンジしてみる!」「できた!」が達成感につながり、自信につながり…
ですから、きっかけはいつも「楽しい!」「気持ちいい!」「やってみたい!」から。
子どもたちが心からそう思える時間を、幼稚園という場でともに過ごしていきたいというのが私たちの願いです。

勝つのが良い、負けるのが良くない、ということではありません。
正直な気持ちを言えば、一生懸命に取り組んだなら、結果は問題ではないのです。
「勝っても負けてもどっちでもいいや~」「別にできなくてもいいや~」ではなく、「勝ちたい!」「負けたくない!」「できるようになりたい!」という気持ちで取り組むその過程が何より大切なのであって、結果よりもその過程こそが子どもを成長させるのだと思います。
子ども自身が、自分を信じることができるようになるのだと思います。

運動会当日は、結果よりも、今日まで園児と職員が心を一つにして一生懸命に取り組んできた姿を見ていただきたいと思います。
一人ひとりを見て、熱い声援を送っていただけたらと思います。

子どもたちの真剣な目は、本当に素晴らしいです。
先生たちの目も同じように素晴らしい。

思わず熱くなりました(汗)
子どもたちは疲れていることと思いますので、睡眠をしっかりとっていだたき、運動会に向けて元気いっぱいに過ごせるようご家庭からのサポートと応援をどうぞよろしくお願いいたします。

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