園だより
2020.12.16
本山参詣
今日は本山参詣。
風も冷たく、とても寒い日となりましたが、冬を体中に感じながらみんなでお参りに行きました。
国宝 御影堂(みえいどう)にて親鸞さまに、向きを如来堂(にょらいどう)の方へ変えてののさまに、「11月の生活発表会がんばったよ。2月もがんばるから、見守っていてください」とご報告をしました。
そしてもうひとつ、「心の優しい人になります」とお約束をしました。
コロナウイルスによって、我々は人間の様々な側面に気づくことができました。
私たちの生活が、たくさんのいのち、またいろいろな職種の方々によって支えられているものだということ。
一方で、恐怖に支配された心は、ときに残酷な方法で誰かを傷つけることがあるということ。
など。
私はコロナウイルスを通して、「相手を思いやる心」「相手の気持ちを考える心」「感謝の心」の大切さを再認識しました。
そして、そのことを子どもたちにしっかり伝えていきたいと、改めて強く思います。
それが幼稚園の務めです。
その心を「炭治郎の心だよ」(『鬼滅の刃』竈門炭治郎)と、子どもたちにお話ししました。
どんな話だったか、ぜひお家で聞いてみてください。
「相手を思いやる心」は、日々の生活の様々な場面で必要とされます。
ご家庭でも「どんなときにどんな行動や言葉を通して相手を思いやることができるのか」、お子様に問いかけ、一緒に考える機会を作っていただければと思います。
なもあみだぶつ。
子どもたちの合掌する美しい姿に、私が合掌していないことを気づかされ、そして合掌。
ありがとう、子どもたち。