園だより
2021.02.12
今週もありがとうございました
今週は4日だったので、早かったですね。
私は子どもの頃、幼稚園や学校が好きじゃなくて…と言うよりも、とにかく家にいるのが好きだったので、週末はホント晴れ晴れとした気持ちになったものです☆(当時は土曜の午後が週末のスタートでしたョ)
今は、週末は週末で「おとーちゃんの出番!」となりますので、ここからまた気合いを入れる必要があるワケで…とか言ってたら、世の皆さまから「親は365日24時間ですよ!」と叱られてしまいますが。
自分もそうやってお父さんお母さんに育ててもらったんだなぁと思えば、重たい体に喝!を入れて我が子に尽くす時間もまた楽しいものですね♪
さて、今週は一日入園がありました。
4月から高田っ子になるたくさんのおともだちが来てくれて、みんなと会えてとっても嬉しかったです。
バタバタしているうちに時間が過ぎてしまい、一人ひとりとじっくりお話したりできなかったのが残念でしたが…
なので、4月がとっても楽しみです。
みんなー!先生たち待ってるからねー!
子どもが集団生活に入る際に、子どもは子どもでそこに居場所ができるまで大変な苦労をするのですが、親も親で大変な苦労をすることになるのです。
「比較人生」が始まるから。
ひょっとしたら今でもすでに、始まっているかも知れない。
ショッピングセンターの遊び場やイベント会場、子育て支援センターなどで。
うちの子の方が、できてる。
うちの子の方が、できてない。
一喜一憂の親心。
我が子を深く想えばこその、苦しみ。
分かります。
きっとみんな、同じ思いです。
子育てはもちろん喜びや幸せもいっぱいあるけれど、とにかく不安がたくさんです。
ときには不安な思いに支配されて、なかなか抜け出せなくて苦しい日々。
でもね、私はもうはっきり言っちゃう。
比較は、必要ないんです。
努力だって、誰かに勝つためにするんじゃない。
ときにはそういう目標が自らを奮い立たせることもあるけれど、でもそれはその相手を打ち負かせるためにするんじゃない。
自分が自分であり続けるために、するんです。
自分の人生をより豊かにするために、するんです。
「誰かよりも」ではなく、ただただ自分自身のために。
人は、良いとか悪いじゃない。
正解とか間違いじゃない。
子どももそうですが、親もそうです。
良い親、悪い親、そういうことじゃない。
この子を授かって、私が親になった。
あとは、お互いの人生がより豊かなものになるように努めるだけです。
「誰かよりも」ではなく、ただただ自分たちのために。
子どもは、一人ひとりが尊い子。
親だって、子どもが大きくなっただけですから、やっぱり子どもなんですよ。
親もまた、一人ひとりが尊い子。
人生苦しいこといろいろありますが、難しく考え過ぎず、「正しくあろう」と思い過ぎず、間違いを恐れず、楽しんでいきましょう。
子育ても、幼稚園生活も、楽しんでいただければと願っています。
時間は戻りません。
未来のことを考えるのも大切なことですが、
まずは今、今日、この瞬間。
今、目の前にいるお互いを大切に、一日一日をじっくりと歩んでいきましょうね。
毎日、幼稚園で待っています。
嬉しい日も、悲しい日も、怒り炸裂の日も、調子の良い日もそうでない日も、待っています。
そしていつの間にか、こ~んなに大きくなっちゃって。
嬉しいやら、寂しいやら。