園だより
2021.07.08
7月誕生会
5日月曜日には、7月生まれのお友だちの誕生会がありました。
一学期も7月となると、クラスのお友だちとの関係がぐっと深まることにより園生活の姿が活発になってきます。
幼稚園の特徴は、お友だちと影響を与え合える場所というところにあると思います。
集団生活には様々なルールがあるので、いつでも自分の思いが通るわけではないですし、いつでも自分が優先されるわけでもない。
自分の話を聞いてもらえないこともありますし、自分を見てもらえないこともある。
自分の使いたいおもちゃをいつでも使えるわけでもない。
そういった中で自己主張したり、時には自分の気持ちと折り合いをつけながら過ごす時間を積み重ねることにより社会性やある種の秩序が育まれていくのですが、それは集団生活での経験が少ない子どもにとっては気持ちの良い環境ではないのかも知れません。
その一見窮屈な縛りのある生活を送りながらも、子どもたちがいつも笑顔で元気が溢れているのはお友だちの存在によるものなんだと思います。
仲が良い子も、そうでない子も、仲が悪い子も、同じ環境の中で協力し合いながら様々なことにチャレンジしていく中でお互いに影響を与え合っていく。
いつまでも「小さな子」だと思っていたのに、この日に見た7月生まれのお友だちの目は、びっくりするくらい真っすぐで力強い目をしていました。
いつまでもずーっと見ていたくなるような、とってもとっても美しく、青空のようにどこまでも透き通って、どこまでも連れて行ってくれそうな綺麗な目。
大きくなったね。
お兄さんお姉さんになったね。
お誕生日、おめでとう。
あなたたちの、かけがえのない一日一日を一緒に過ごすことができて、先生たち本当に幸せです。
これからも、あなたたちの一歩一歩を楽しみにしています。
保護者の皆さま、お忙しい中お越しくださいましてありがとうございました。
保護者の皆さんの、あたたかく包む手、受け止める胸があってこそのこの子たちの育ちだと、心から感謝しています。