園だより
2022.05.31
巣立ち
先週はまるでコーラスグループのようだった可愛いつばめ軍団、週が明けたら見事に巣立って空き家になっていました。
つばめさんでも我々人間でも、子どもというのはいつも、大人の予想を遥かに上回る成長を見せてくれるようですね。
子どもの力って本当にすごい。
さて、園だよりをほとんど更新することなく、皆さまに子どもたちの成長を伝えないと~と思いながら時は経ち、気がつけば5月も最終日です。
い、一応ちゃんと思っては、いました(汗)
申し訳ありません。
可愛い子どもたちの日頃の様子を、我々職員だけが独り占めしているようで…すみません。
(すみませんと言いながら「ふふふ、にやり」とこぼれる園長の悪い顔)
入園・進級から2ヶ月経ちました。
私は2ヶ月前も今もさほど変わりなく過ごしていますが、子どもたちにとっては大きな成長の2ヶ月でした。
何ができるようになったのか?なども大事なことではあるのかも知れませんが、私としては、何ができる・できないよりも前に、子どもたち一人ひとりが安心して園に通ってくれていることがとにかく嬉しいです。
様々なところで「笑顔」という言葉を使うことも多いですが、実は、本音を言えば、笑顔を求めているわけではないのです。
笑顔は決して強要されるようなものではない。
笑いたいときは笑えばいいし、笑いたくないときは笑わなくてもいい。
笑い方だって人それぞれです。
笑顔でもしんどいときだってありますし、笑顔でなくても楽しいときはあるのです。
毎日、幼稚園に通う。
これって普通のことでしょうか。
当たり前のことでしょうか。
私にとっては、普通のことでも当たり前のことでもありません。
あぁ、今日も元気で来てくれたんだなって、毎日思います。
先生の言うことをよく聞く子、いたずらばっかりする子、テンションの高い子、テンションの低い子、笑っている子、泣いている子、拗ねている子、どの子も、大切な大切な高田の子です。
大切な子どもたちが、毎日園に来てくれる。
もちろんお休みすることもありますが、それでもまた来てくれる。
成果よりも、私にとってはそれが一番大切なことです。
さぁ、これからも子どもたちが安心して通えるように、保護者の皆さんにお任せいただけるように、先生たちみんなで力を合わせて園を盛り上げていくぞぉ!